カッパドキア名物・気球ツアー&ウチヒサル観光
2月19日 昨日はバギーツアーで夕日を見てから夜景も見に行って大満足でした。
そしてこの日はカッパドキアの代名詞ともいえる気球・バルーンツアーです!!
日が昇る前の朝6時ごろに動き出します。
宿のオーナーのオスマンにバルーンツアーに行きたいと伝えるだけでツアー会社への申し込みを行ってくれて、この日もツアー会社の人がピックアップに来てくれました。
(宿については以下の記事を)
気になる金額ですが・・・
150ユーロ≒2万円
正直かなり高いな、と思いました。ただ、これには理由があって、冬の時期はオフシーズンであり、天気が悪かったり風が強かったりして気球が飛ぶ日は稀であります。したがって冬の時期は金額が高騰してしまっていたようです。これがあと2週間でも遅くなったら半額くらいには下がるだろうという話を聞きました。
実際、僕は2泊3日でギョレメに滞在しましたが、気球が飛んだのはこの1日だけでした。冬の時期にギョレメで気球に乗れることはラッキーであるため、高額でも仕方ないと思うしかありませんね・・・笑。
さあ、宿を出発してまずはホテルのロビーのようなところへ連れていかれました。ここにはコーヒーやジュースの飲み物やパンなどの軽食が用意されており、これらを食べながら気球の準備ができるのを待つ感じでした。
この会場には4グループほどの人が集められたのですが、僕のグループは出発が1番最後だったため、他の気球がどんどん上がっていくのを見ながら今か今かと待っていました。
ようやくお呼びがかかり、車に乗り込んで気球の場所まで移動しました。もうすでにたくさんの気球が飛んでおり、太陽も昇り始めていました。
これが僕たちの乗る気球です。火を噴きながら気球を立てているところです。
僕たちのグループは、全部で15人くらいだったのですが、僕1人が日本人で3人家族の台湾人、他はすべて中国人でした。どうやらこの時期中国は春節だったらしく、本当に中国人が多かったです。
かごは4つの場所に分かれているのですが、僕は台湾人の3人家族と同じブロックに入れてもらいました。
こんな感じで火を噴いていました。
しばらくすると、カウントダウンが始まり、徐々に浮いていき、あっという間にそれなりの高度まで上昇して、このような日の出が見えました。
反対側を見ると、無数の気球が飛んでいました。
飛行時間は約2時間でした。風に流されながら移動しつつ、ガイドさんが火を調節しながら高度を変えたり、回転したりしながらいろいろな景色を見せてくれました。
昨日バギーツアーで見たキノコ岩のそばにも行くことができました。
このような景色に圧倒されながら、写真を撮ったりしているとあっという間に2時間経過し、このような広い場所に着陸しました。
着陸後は会社の人がシャンパンを用意してくれていて、みんなで乾杯しました!
また、全員に搭乗記念のメダルを配ってくれました。
ちなみにこの会社はSky wayという会社でした。
と、このような感じでバルーンツアーは終了しました。
宿に戻り、オスマンが作ってくれた朝ごはんを食べ、朝が早かったこともあり寝ました。朝食の際、オスマンと話して翌日にグリーンツアーに参加することに決めました。
地球の歩き方を見て、ウチヒサルのお城には行きたいと思っていたので、昼寝から起きてからウチヒサルへ行くことにしました。
ギョレメからウチヒサルへは、ギョレメの中心にあるバスターミナルから、ネヴシェヒル行のバスに乗ると10分くらいで行くことができます(片道2.5リラ)。
このような道を10分ほど歩くとウチヒサルのお城にたどり着きます。入場料は7リラでした。
このようにものすごく壮大なものになっています。
内部はこのような感じになっていました。
頂上に登るとこのようなカッパドキアらしい景色が広がっていました。遠くには山が見えます。360°このような景色が広がっていて、長い時間ここに座って景色をぼんやりと眺めていました。
ウチヒサルのお城も満喫し、そこからまたバスに乗ってギョレメへ戻って、昨日夜景を見た展望台に行って夕日を見ることにしました。
日が暮れていくにつれ、赤い夕陽が街を赤に染めていき、徐々に建物の電気がついていって夜景に変わっていく景色。翌日はグリーンツアーに行ってそのまま夜行バスでイスタンブールに向かうため、この場所に来るのは最後になるだろうな、と思いながらこの景色に浸っていました。
この場所かなり気に入りました。僕は見ることはできませんでしたが、気球が飛んでいる朝にここから眺める景色もいいだろうな、と思います。
本当にこの街を気に入ってしまい、あと2泊くらい延泊したい気持ちになりました。明日の夜にはこの街を離れなければいけないと考えるとものすごく寂しい気持ちになりました。
翌日はカッパドキア最終日、グリーンツアーに参加した様子を書きたいと思います。
カッパドキアでバギーツアーに参加、夜景も
2月18日
夜行バスでの移動で疲れもあったので昼寝をして、それからバギーツアーへ。
宿のオーナーにバギーツアーに行きたいと伝えただけで、手配をしてくれてツアー会社の人が宿までピックアップに来てくれました。
バギーツアーは100リラ≒3000円でした。
同じ宿に泊まっていた日本人の方、さらに中国人と思われる方が6人ほどの計8人で参加しました。ヘルメットとマスクを配られて、アクセルとブレーキの説明だけ受けてツアーが開始しました。僕は参加者の中で先頭になってしまい、先導してくれる方に頑張って付いていきました・・・笑。
舗装されていない道を走るので、ハンドルを取られたりして初めのほうは運転に苦労しました。
少し走ると、最初の目的地に到着しました。
バギーとカッパドキアの景色の写真です。
目の前に広がる大自然に感動しました。
一通り写真を撮り終えたら次の場所へ移動です。
この道中、急な下り坂があり、慎重に下りました。とてもスリルがありました!!後ろを走っていた中国人は転倒してしまっていました・・・。
そこから舗装された山道を少し登って、次の場所に到着しました。
ここにはご覧の通り、キノコ岩と呼ばれる直立している岩がありました。
ここはバスでも来ることのできる場所だったので、多くの観光客がいました。
ここからまた移動です。この辺からバギーの運転に慣れてきて、楽しくなってきました。
途中馬に乗っている観光客とすれ違ったり、バギーに乗っている観光客とすれ違ったりしました。
このように、だんだんと日が暮れてきました。天気もいいので夕日が綺麗に見えそうで、楽しみになってきました。
次の場所が最後の目的地です。
ここにはとても多くの観光客が集まっていました。ここでサンセットを見ることになったいました。高い場所に登ることができ、そこにはたくさんの観光客(ほぼ中国人)がいました。
夕日が赤くなってきたカッパドキアの景色は本当に綺麗でした。
トルコ国旗とカッパドキアの奇岩群と夕日、これは本当にお気に入りの写真です。
ここで夕日を見ていたら、あっという間に日が暮れて暗くなってしまいました。
ここからツアー会社までバギーに乗って戻り、そこから宿まで送ってくれました。
もともとカッパドキアに来るまでは、バギーツアーに参加するつもりはなかったのですが、宿のオーナーのオスマンにおすすめされて参加しました。結果として忘れられない思い出となりました。夕日ももちろんですが、バギーを運転する経験もなかなか味わえないので、参加してよかったです。ただ、砂埃が舞うので、マスクは配られますが、サングラス等の目を覆うものも必要かもしれません。
宿に戻ると、オスマンとその友人が夜ご飯を作ってくれていました。
これの他に、外の窯で焼いてくれたチキンもくれました。これは無料でいただけます。
(宿については以下の記事で詳しく述べています)
とてもおいしかったですし、野菜もいっぱい取れてお腹いっぱい食べることができて本当に満足でした。ご飯を食べながら、オスマンとその友人、さらに同じ部屋の日本人の方の4人でいろいろな会話をしました。最近のトルコのことだったり、オスマンが日本が大好きだということを話してくれました。
また、ビールまで出してくれて本当に楽しい夜となりました。
お開きとなり、部屋に戻りましたが、同じ部屋の方が、少し登ったところにある景色のいいところへ夜景を見に行くと言っていたので付いていかせてもらうことにしました。宿から10分ほど歩いたところにある高台に、展望台のような場所があり、そこからはギョレメ全体が見渡すことができ、遠くにはウチヒサルのお城が見えます。
少し冷える夜の中を歩いていき、頂上に着いたところで広がっている景色に感動しました。
決して大きくはない街ですが、程よい光が広がっていて、本当に綺麗な夜景でした。さらに上を見上げてみると、とてもきれいな星空が広がっていました。日本の市街地ではなかなか見ることのできないほど綺麗でした。
この日はカッパドキアの夕日、夜景を見ることができて本当に充実した1日でした。この1日でカッパドキアに本当に惹きつけられてしまって、大好きな街になりました。
翌朝は気球ツアーに参加する予定です。
なお、この日の朝は風が強かったため、気球は飛ばなかったらしいです・・・。
翌朝いい天気で気球が飛ぶことを祈りながら就寝しました。
カイロ⇒イスタンブール⇒カッパドキア(ギョレメ)への移動
2月17日 この日はエジプトからトルコのイスタンブールへ飛び、そのまま夜行バスに乗ってカッパドキアへ移動する予定です。
カイロで泊まっていた宿はベニス細川屋です。
実はこの日の朝、去年の夏にカンボジアで出会った子に再会できました。
彼も大学生で、中国、インド、ヨルダンを経由してエジプトへ来たようです。インドの話はとても刺激的でした。この後彼はヨーロッパ、北米、南米へと行っていました。
カンボジアの宿についても今後書いていきたいと思っています。
朝食を取り、宿の送迎サービス(片道1200円)を利用してカイロ国際空港へ向かいました。道中にあるアラビア語の看板や、鳴りやまないクラクションが今思うととても懐かしいです。もう少し長い期間滞在したい国でした。
カイロ国際空港はチェックインカウンターへ行くのに荷物チェックがあり、航空券の確認もありました。意外としっかりしているな、という印象を受けました。ただ、テロ等を考えるとしっかりチェックをしてくれているのは安心感を与えてくれました。
搭乗ゲートの前にももう一回チェックがあり、無事に飛行機に乗れました。
エジプト国際航空でカイロからイスタンブール・アタチュルク空港へ向かいます。
機内食はこのような感じでとてもおいしかったです。
途中大きな山が見えたりしながら3時間ほどで無事アタチュルク空港へ着きました。
入国審査のときに気づいたのですが、入国スタンプが1年半前のものと変わっていて、EUのものに似ていました。カイロ国際空港に比べるととても人が大きく規模の大きい空港でした。
ここからバスターミナルへは鉄道を使って直行で行くことができます。
10000円を333リラに両替をして(レートは空港内でも悪くなかった:1リラ≒30円)、イスタンブールカード(日本でいうSuica)を買って電車に乗りました。(発行:6リラ)
M1A線に20分ほど乗ってオトガル(Otogar)駅で降りるとそこがもうバスターミナルです。
ここには本当にたくさんのバス会社があります。一番大手の会社はMetro社だという情報を得ていたので、この会社にしようと思っていました。しかし、改札のところで客引きに話しかけられ、行先がギョレメだと伝えると、彼の会社のオフィスへと連れていかれました。この会社はOncu(オンシュ)社で、メトロ社よりも安かったです。ただこの日は、トルコ初日だったこともあり、かなり疑い深くなってしまっていて、やはり地球の歩き方にも掲載されていたMetro社を選びました(90リラ≒2700円)。ただ、Oncu社も決して悪い会社ではないと思います。
出発まで時間があったのでバスターミナル内のレストランで晩御飯。
ケバブとご飯とナンのようなもののセット(18リラ)。
いきなりケバブを食べました。当然ケバブもおいしかったのですが、ご飯がバターで炒めたような感じで味付けされていてとてもおいしかったです。ただ、バスターミナル内の食事は高いようなので、お気を付けください。
また、レストランに入るとWi-Fiを利用でき、速度も速かったです。
時間をつぶして22時にバスは出発。トルコの夜行バスは通路左側が1列、右側が2列となっており、一人の僕は1列側にしてもらって、楽にできました。車内は7割程度埋まっている感じでした。座席前には飛行機のようにモニターがあり、トルコ語の映画を見ることができましたが、僕は五目並べや数独をして眠くなるのを待ちました(笑)。
車内には運転手の他に1人、飛行機でいうCAさんのような方がいて、飲み物やお菓子を配ってくれました。トルコの夜行バスは快適です。
翌朝、8時前ごろにネブシェヒルのオトガル(バスターミナル)に到着しました。
ここで15分ほど待って、バンに乗り込んでギョレメへ移動しました。ギョレメまでは15分ほどでした。ただ、このネブシェヒルで待っている間、雪がちらついているほど寒かったです。
道中カッパドキアの景色に圧倒されながら、ギョレメのバスターミナルに到着しました。
バスターミナル着いた瞬間からこの景色です。
ここから予約していた宿へ歩いて10分くらいでした。途中にはお土産物屋さんが並んでいました。
宿はPelin pansiyonです。(2泊で65リラ≒2000円)
宿については以下の記事を。
宿に着き、チェックインを済ますと、オーナーのオスマンが、「今、日本人が泊まっているから一緒の部屋に泊まるといい」ということで、ドミトリーの値段のまま、日本人の方が泊まっている部屋にグレードアップしてくれました。
そして、オスマンと今後の日程について話し合い、とりあえずこの日は午後3時からバギーツアーに参加することに決めました。
まだ11時前だったので、とりあえず2時半ごろまで寝ることにしました。
バギーツアーについては次の記事で・・・。
カイロ・シタデル 観光情報(主に行き方)
この前の記事でカイロ観光をした際に、シタデルへ行った記事を書きましたが、詳細を書いていなかったため、今回の記事で書きたいと思います。
まずはシタデルについての簡単な説明を。
シタデルとは、カイロ歴史地区にあり、ムハンマド・アリー・モスクや軍事資料館があります。高台にあるため、上の写真のようにカイロ市内を見回すことのできる絶景ポイントとしておすすめです。
というのが簡単な説明です。簡単すぎると思うので、より詳しい歴史的経緯などは検索してみてください・・・。
それではまずカイロ中心部からの行き方から。
場所はこのように、タハリール広場などのある中心部から南東に2.5~3km離れたところにあります。そのため、路線バスを利用して行くことになります。
カイロのバスターミナルはエジプト考古学博物館の裏にあります。東ターミナルと西ターミナルの2つのターミナルがあり、上の地図で緑色で囲ったあたりに東ターミナル、赤で囲ったあたりに西ターミナルがあります。
これらのターミナルに行くには、タハリール広場から考古学博物館のほうへ歩いていき、そのまま北へ歩いていき、大きな道を渡るとたどり着けます。
(地下道らしきものもあったのですが、日曜だったためか利用できませんでした。道路は大きいですが、横断歩道などはないので、車の来ない時を狙って渡るしかありませんでした。)
地球の歩き方によるとシタデル行のバスは154番と160番のバスなのですが、154番のほうが本数が多く、15分~20分おきに来るのでそちらを利用しました。
154番バスは西ターミナルから出ます。僕は初め西と東のターミナルを間違えていたので、間違えないようご注意ください・・・笑。
西ターミナルに着いたら154番バスを待つわけですが、バスの前に書かれてい数字はアラビア文字の数字です。それなので、あらかじめアラビア文字の数字をメモしておかないと大変なことになります・・・。
見事に154番のバスが来たら乗り込みます。チケットは後で買うので、乗ったら席に座ってしまって大丈夫です。
バスの車内はこのような感じです。バスには運転手の他に車掌さんのような方も乗り込み、その人がお金を徴収してチケットをくれます。チケットは一律で1.5エジプトポンドです。(9円)バスに乗る前に小さいお金を用意しておいたほうがいいと思います。また、車掌さんは英語も分からない感じだったので、初めは料金が分からず困りましたが、5ポンド札を渡したらしっかり3.5ポンド返してくれました。
バスターミナルを出発するとカイロ市内をどんどん進んでいき、人もどんどん乗ってきます。また、外の景色もタハリール広場中心部のものとは変わって、より人々の生活感の感じられるようになってきます。
このバスはバス停などなく、降りる人は勝手に降りていく感じです。バスのドアは常に開けたまま走っています。降りる場所が分からないので、スマホで地図を見ながらこの辺かな、と思いながらバスに乗っていました。もし不安なら、車掌さんに「シタデル」と言っておけば降りる場所を教えてくれると思います。
バスは赤い矢印のように走ってきて、赤く囲んだあたりでひどい渋滞が起きており、僕はそこで降りました。降りたらそのまま東へ行けばよかったのですが、僕は間違えてバスの道を北の方へ歩いて行ってしまいました。
すると、このような素晴らしい建物があるのですが、人があまりに少なくおかしいな、とは思っていました。どんどん人通りの少ない方へ行ってしまい、現地の人に声を掛けられ、今日はシタデルはやってないだのと騙されかけました・・・。笑
結局30分くらい迷った挙句、間違っていることに気づいてさっきの道へ戻りシタデルを目指します。観光客らしき人も増えてきました。入り口にたどり着いたら坂を上ってチケット売り場を目指します。チケットは大人100ポンド、学生50ポンドです。(日本の学生証使えます。)
チケットを買い、道なりに歩くとムハンマド・アリー・モスクが見えてきます。
僕はムハンマド・アリー・モスクをスルーして、軍事博物館のほうへ向かいました。すると、このような景色が広がっていました。
カイロ市内を一望できるこの場所は観光客が多く、みんな写真を撮っていました。中央やや左寄りの部分にはうっすらとピラミッドが見えています。
続いてスルーしてきたムハンマド・アリー・モスクに行きました。
イスラムらしい建物です。
中にも入れます。お祈りしている人がたくさんいました。そこを抜けるとまた別の方向の景色が広がっていました。
日本やヨーロッパとは違った景色、エジプト感というか中東感の感じられるいい景色でした。いい感じの異国感を感じられます。
また、日本人が珍しいためか、ものすごく視線を感じましたし、積極的な人は一緒に写真を撮ってくれたりしました。少しモテた気分になれました笑。
ここには他にも歴史的な資料などもありました。
一通り観光をし終え、帰ることにしました。まずは来た道を戻り、バスを降りたあたりまで帰ってきました。ただ、バスの乗り場が本当に分からず、結構やばいな、と思いました。結果的に、上の写真で赤い矢印を書いた道の一本西側の通りから乗ることができました。
154番のバスが来たら手を挙げて乗りたいことを運転手に伝えて、乗り込んで車掌さんにお金を渡してチケットを買いました。
以上が大体の説明になります。
行き方がピラミッドや考古学博物館に比べたらわかりにくく大変かも知れませんが、その分現地の人の生活感が見れますし、なんといってもカイロ市内を一望できる景色は本当におすすめです!
ざっと紹介しましたが、分かりにくい部分もあるかと思います。
もしこの記事を読んでシタデルに行こうと思っている方は気軽にコメントください!
また、カイロで泊まった日本人宿「ベニス細川屋」の情報はこちらをご覧ください。
この宿に泊まったら日本語で詳細な情報を得られると思います!!
僕的にはピラミッドよりも心に残っている場所なので紹介しました!
ぜひ行ってみてください!!
カイロの日本人宿・安宿「ベニス細川屋」
エジプトの首都カイロにあり、僕が実際に泊まった宿「ベニス細川屋」の紹介をしたいと思います。
この宿は日本人宿で、日本語ペラペラなエジプト人の方が経営なさっているようです。また、僕が行った時には若い日本人の男性の方も働いていらっしゃいました。
場所はここで、タハリール広場から歩いて15分から20分くらいです。
僕は、前にも述べましたが、空港からの送迎をお願いしてあり、値段は片道1400円でした。(個室に3連泊すると片道分無料になります)
この建物には、サファリホテルとスルタンホテルという他の安宿も入っており、ベニス細川屋はこの建物の4階です。
エレベーターはないので階段で上がる必要があり、そこは大変な部分でした。
(入り口からはこのような通路を通り・・・)
(このような古びた階段を登ります。)
値段は、ドミトリー:6ドル、個室:13ドル~
となっており、朝食はついています。僕はドミトリーに3泊しました。
この値段は、同じ建物の2つの安宿よりも高いという情報は得ていました。それでもこの宿を選んだ理由は、清潔感があるという口コミと、1番日本人が泊まってそうだと思ったからです。
ここからは実際に泊まった感想です。
まず部屋ですが、ドミトリーは男女別れていて、男性用は共用スペースのすぐ横でした。ベッドは2段ベッドが2つとシングルベッドが3つの計7人寝れる部屋でした。ベッドは早い者勝ちで、コンセントは全ベッドについているわけではないので、コンセントのあるベッドを確保することが大切です。
また、室内にロッカーがあり、鍵もついていました。
(部屋からの眺め、周辺はにぎやかです)
Wi-Fiは速いと聞いていたのですが、僕の泊まった3日間はずっと遅く、LINEで画像を送ることも厳しいくらいでした。ただ、僕の泊まる前は速かったと言っていたので、日によって速かったり遅かったりするのかもしれません。
共用シャワー・トイレは男女兼用で、シャワーとトイレが同室にあるものもあれば、トイレのみ、シャワーのみの部屋もありました。トイレットペーパーは備え付けがありましたが、シャンプー類はありませんでした。シャワーのお湯、水圧共に気になることはなかったです。
ただ1つ気になった点は、共用スペースとの間に壁がないため、トイレの音やシャワーの音が共用スペースに筒抜けになってしまう点です。共用スペースが静かな状態だと、トイレ中の小さな音でも聞こえてしまうので神経を使うかもしれません。
朝食はオープンテラスで食べます。卵焼きとサラダとパンとフルーツに、お茶がついているという感じで、割と満足できる朝食でした。野菜が採れるのが嬉しかったです。
(テラスからの眺め、2月は朝は肌寒かったです)
また、ランドリーサービスは取り扱っており、朝お願いすると夜には仕上がっていました。エジプトは基本的に晴れるので、洗濯物は乾くと思います笑。
(1kg=15エジプトポンド≒90円)
こういったことから、この宿の清潔面としては、日本のホテルに比べたらそれは足りないかもしれないが、エジプトの安宿だと考えたら満足のいくものだったと思います。ただ1つ、年中蚊がいるので、病気の面からみても注意するべきだと思います(これはこの宿に限った話ではないが・・・。)
もう1つの気になる点、日本人が多いか、という点に関しては本当に多かったです。また、その人たちは今までにいろいろな国に行ったことのある人たちばかりで、お話を聞くのが楽しかったです。ほとんどの人は1人旅の人なので、ディープな旅人が多くいらっしゃいました。また、個人的な話ですが、前にカンボジアのゲストハウスで出会った人と、この宿で再会できました。
また、共用スペースには地球の歩き方などの日本語のガイドブックがあったので、日本人の1人旅の方にはおすすめです。
その他としては、この宿では数多くのツアーを企画しています。実際僕もピラミッドを車で回るツアーに、朝食で出会った2人の方と一緒に参加しました。(その様子はこちらの記事をご覧ください)
ほかにも、白砂漠に泊まるといったものもあります(個人的には日数の余裕があったら行きたかった)。さらに、ルクソールやアブシンベルに行くツアーもあれば、航空券や列車の手配も行ってくれます。こういったことを日本語でできるのはありがたいサービスだと思います。
エジプトという土地は、観光地は多いけれども実際に行ったことのある日本人は少なく、ネット上の情報も少ないです。また、地球の歩き方もしばらく新しいものが出ていない状況であるので、日本語で情報を手に入れることができる環境は1人旅のにはとてもありがたいと思います。
スタッフの印象としては、みなさん優しい方でした。特に不手際な点もなく、いい雰囲気だったと思います。
確かにカイロにはもっと安い宿はありますが、初めてカイロに来る方はこの宿に泊まったほうが結果的にカイロ観光を楽しむことができると思います。
何か不明な点がありましたら気軽にコメントください!
また、ベニス細川屋と検索したら日本語HPもあるのでぜひ見てみてください。
まとめると・・・
・値段は多少高いかもしれないが相応の清潔感はある。
・日本人が多く、日本語の情報も得られる。
・4階に階段で行かなければいけないのは大変かも・・・
おすすめ度:★★★★★
エジプト・カイロ観光③(考古学博物館、ナイル川、シタデル)
2月16日
前日にピラミッドを満喫して、とりあえずエジプトに来た目的は果たせたので、この日は1人でカイロ市内をブラブラと。
まずは朝食を食べ、宿に置いてあった地球の歩き方を読んで行きたい場所を考えます。とりあえずナイル川を見て、エジプト考古学博物館へ行くことに・・・。
宿から歩いてタハリール広場、さらにナイル川を目指します。前日は車で移動していたため、市内を1人で歩いて回るのは初めてでした。冬だったこともあり、気温はそこまで高くなく、長袖シャツに一枚羽織ってちょうどいい感じでした。ただ、日差しは強いのでサングラスはしたほうがいいかもしれません。
道は全然混んでもいないのに、何故かクラクションは鳴り止みません。そんな道を1人で歩いていたわけですが、カイロ市内は1人で歩いていても全く危険を感じませんでした。
そんなことを考えながら歩くこと約15分。タハリール広場へ着きました。
2011年にここでアラブの春が起きたのですね。たった7年前の出来事なのがいまいちしっくりこなかったです。聞くところによると、独裁が崩れたことで治安が一時的に悪化したとか・・・。ただ今は安定してきているようなので全く問題はありませんでした。
さあここからナイル川を目指し、歩き始めたわけですが、道を1本間違えていて30分くらい全く別の方向へ歩いてしまっていました・・・笑。
そんなこともありながら、ようやく着きました、世界最長の川。
ここから見ただけでは世界最長の川と言われてもピンときませんが、ただ、ナイル川と言われるだけで、ものすごく遠くに来た感じがしました。1人でのんびり川を眺めている時間はいい時間でした。
写真奥に見えている高い建物がカイロタワーです。登るとカイロ市内が360°眺められるらしいです。ただ、僕はこのあとにシタデルへ行くつもりだったので今回は登りませんでした。(値段が高いと聞いたから)
ナイル川も見たことだし、次は川から歩いて5分くらいのエジプト考古学博物館へ。
このようなピンク色の建物です。ここでもピラミッドと同様に、日本の学生証で半額になりました。中に入ってみると、象形文字の書かれた展示物や、王様の像らしきもの、なんといっても有名なツタンカーメンの黄金像がありました。この施設は、撮影禁止になっているのですが、実際はツタンカーメンの黄金像以外の場所では普通に撮影できる感じでした。そのため、僕も普通に撮影したのですが、一応ここに載せるのはやめておきます。(追加料金を払えば撮影OKになる仕組みだったと思います。)
エジプト史も全く知らず、世界史もそんなに学んでいなかったため、象形文字とツタンカーメンくらいしか分からなかったですが、それでもエジプトらしさを感じられた場所でした。値段もそこまで高くないので、カイロに来たならここに来るべきだとは思いました。
考古学博物館も見終え、ここからはシタデルへ行くためにバス乗り場を目指します。とはいっても考古学博物館から歩いて5分くらいの距離ですが・・・。
ただ、ここには大きなバスターミナルが2つあって、初め僕は違う方のターミナルに行ってしまっていました・・・笑。気を取り直してバスターミナルを移動し、乗りたかった154番のバスに無事乗ることができました。
シタデルへの行き方は以下の記事で紹介したいと思います。
(バスの内部、きれいとは言えませんね・・・笑)
バスは一律で1.5エジプトポンド(約9円)でした。バスはバス停に止まるようなものでなく、道端の人が手をあげたら乗せて、降りるときは自主申告のような形でした。当然僕は降りる場所が分からなく、スマホの地図で確認しながら乗っていて、そろそろかな、というところで席を立ったら、バスの人もここで降りな、みたいな感じで降ろしてくれました。日本人観光客はほぼシタデルを目指しているはずなので、バスの人も僕がシタデルを目指していることを分かってくれていたんだと思います。
無事にバスを降りたはいいですが、入り口の場所がよくわからず、1時間近く周りをウロウロしていました。その間、エジプト人にいろいろと声を掛けられ、今日シタデルは空いてないだのと嘘をつかれたりもしたので、みなさん迷わないようお気を付けください・・・笑。
ただ、途中このような立派な建物も見れました。
迷いつつも、無事入り口を見つけ、またも日本の学生証で半額で入れました。ここには、お城があるのですが、それよりも僕が見たかったのはこの景色です!!
エジプトらしい色味の建物が並び、少しもやがかかっている空気が中東感を感じさせてくれる景色。いい天気だったこともあり、ここには長く居座ってしまいました。
少々行きにくい場所ではありますが、ここは本当におすすめです。
ここの詳細は別の記事で書きたいと思います。
シタデルを満喫し、バスに乗って宿の近くで降りて、時間は午後4時ごろです。この日は昼ごはんも食べていなかったため、前日に引き続きコシャリを食べました。
おそらく1番有名なお店 ABOU TAREKに行きました。
店内は上にも広がっており、おそらく4階までありました。僕は1階、2階が空いていなかったため、3階に通されました。普通サイズのコシャリとペプシコーラを注文したのですが、これがボリューム満点で食べきったのですが、歩けないくらい満腹になりました。
ただ、本当においしかったです。前日の夜ご飯で行ったお店よりもおいしく感じました。
場所は写真上部赤い点のところです。ベニス細川屋からは歩いて10分くらいです。
この日はたくさん歩き、疲れたのでこのまま宿に戻ってゆっくり休みました。
たった3泊しかしなかったエジプト・カイロですが、この日に1日1人で歩き回ったことでいろいろな発見がありました。まずは、治安面での不安は全くないということ。夜中でも1人で歩けるくらい危険はないです。次に、人々がものすごく人懐っこいこと。日本人観光客が珍しいからかもしれませんが、歩いているとものすごく声を掛けられます。中には、一緒に写真を撮ってくれ、とお願いされることもあります。もちろん観光客を騙してお金を取ってやろうと考えてる人もいましたが、本当の親切心で声を掛けてくれる人もいます。
今思い返してみると、もう1日カイロを回りたかったな、と思います。
エジプトは行きにくい場所ではありますが、行ったら面白い体験がいろいろできると思います。
次はトルコへ、ただその前にエジプトの情報を補足していきたいと思います。
追記:宿情報はこちらをどうぞ
エジプト・カイロ観光②(ピラミッド)
2月15日 日本を出国して3日目。
ここまで移動続きでしたがようやく観光です🇪🇬
エジプト来たからにはピラミッドですよね!
まずは1日かけてピラミッドを見てきました。
もともとこの日にピラミッドに行くことは予定していて同じ宿の人で行く人がいればいっしょに行けたらいいな、と思っていました。
そんなことを考えながら朝食のスペースへ行くと、50代の男性の方と20代か30代の女性の方が今日ピラミッドに行くつもりだということで、ご一緒させていただくことにしました。
元々は、ギザのピラミッド群のみを地下鉄を利用して行くつもりだったのですが、お二人に、宿の企画しているピラミッドツアーでどうか、と提案され、結局それに参加することに決めました。
(宿についてはこちらで紹介しています)
このピラミッドツアーは、もっとも有名なギザのピラミッドに加え、ダハシュール、メンフィス、サッカーラという他の遺跡も車で回るというもので、車1台で4000円だったので、3人で割って1人1300円くらいでした。
(ツアー代には入場料は含まれていないため、総額はもっとしました。)
車に乗り込み、約1時間、途中エジプトの田舎道を走りながら、エジプトのエジプトらしい部分を見ているような気がして楽しかったです。
そうこうしていると、まずダハシュールに到着。
目の前にピラミッドが現れた瞬間、やはり感動しました。
話には聞いていましたが、カイロの中心からそう離れていないところにあるので、ピラミッドは急に見えてきます。
入場料は大人と学生で半分違いました。僕は国際学生証を持ってきていなかったのですが、日本の学生証でOKされました。これはここに限った話ではなく、他のピラミッドでも、翌日行った遺跡でも大丈夫でした。
僕は全然ピラミッドに関しての予備知識はなかったのですが、ここダハシュールには、赤のピラミッドと屈折ピラミッドと呼ばれるものがあり、上の写真は赤のピラミッドです。写真に写っている人と比べれば、大きいことは分かっていただけると思います。
僕は全然知らなかったのですが、このピラミッドは追加料金なしで内部に入れるみたいです。有名なギザのピラミッドは追加料金がいるらしいし、中に入るには早い時間に行って予約しなければならないとか聞いていたので、ここで内部に入れてラッキーでした。
(画質悪いですが、このような階段を下っていくのですが、これがなかなかにしんどかったです笑)
これは一番奥のスペースの写真ですが、ご覧の通り何もなかったです。奥にあった宝などは、盗賊たちに盗まれたとかいう話を聞いたことがあります・・・。
ピラミッドから外に出て、次は裏にある屈折ピラミッドです。
今にも崩れそうな状態で建っているピラミッド、自分が知っていたのはギザのピラミッドだけでしたが、他にもいろいろな種類のピラミッドがあることを知りました。
次に向かったのはメンフィスです。
メンフィスには博物館があり、ここには横たわるラムセス2世の像があります。
これは本当に大きかったです。ただ、予備知識がないのでこの人が何をした人かは全くわかりませんでした・・・。
外には、このようにスフィンクスがいました笑。
次はサッカーラです。
これは見ての通り階段ピラミッドと呼ばれているらしいです。
正直、エジプト史を全然知らない僕は、この辺から飽き始めました笑。入場料も取られていくので早くギザのピラミッドを見て帰りたい欲が出てきました・・・。
まあこんな感じで象形文字が見れたので面白い部分もありました。
載せられる写真がないのが残念ですが、ここでラクダに乗りました。
というのも、ラクダ乗りが結構しつこく勧誘してくるので、一緒に回っていた男性の方がお金を出してくれて乗せてくれました。
これが意外と怖いもので、ラクダが曲げている足を伸ばすときに急に上昇するし、もっと怖いのは降りる瞬間で、しっかり捕まっていないと本当に怖いです。笑
そんなこんなで時間は午後2時ごろ、お腹も空いたのでここでお昼ごはん。
ドライバーに連れられ来たのは、いかにも観光客を相手にしているような屋外のレストラン。車が着くと大演奏で迎えてくれ、これは高くつきそうだな、と思いました。
料理のほうはこんな感じで、しっかりしたお肉も出て、ほかにも数種類のおかずもあって大変おいしかったです。
値段のほうは、エジプトの物価を考えたらかなり高価でしたが、日本の感覚ならそこまで高くは感じない程度の金額でした。
さあ、腹ごしらえも終えたところでついにギザのピラミッドです。
ギザには3大ピラミッドがあるのですね(知らなかった笑)
これがなんというピラミッドかは分かりませんが、1番大きいものです。
1つ1つの石でさえ大きいのにそれが何十段と積み重なっていて、ほんとに大きかったです。ここまでピラミッドに飽きていた僕もさすがにテンションがあがりました。これを作ったプロセスというものは未だに解明されていないようで、ピラミッド好きの人にはたまらないのでしょうね。
ちょっと移動して3大ピラミッドのすべて見える丘のような場所へ。
このときのテンションはMAXでしたね。The Egypt!という景色でした。おそらく誰もが1度は見てみたい景色ではないでしょうか。まだ始まったばかりの旅でしたが、早くも満足感を得ることができました。
ただこのエリア、ラクダ乗りの勧誘の激しいエリアで、僕たちもラクダに乗ってスフィンクスのほうまで約30分移動しないかと声をかけられたのですが(ツアーの運転手とグルだった)、時間がないと嘘をつくことで、ラクダに乗って写真を撮るだけで終えることができました。結局この日2回ラクダに乗ったことになります(笑)
そんなことがありつつも、車でスフィンクスの横まで移動し、夕暮れのスフィンクスと3大ピラミッドを見ることができました。
(右手にもう1つのピラミッドがあります笑)
無事に目的を果たせたので、車に乗り込んで宿へ向かいました。
車に乗ってすぐ、有名なピザハットがありました。
本当ならここからスフィンクスを見たかったのですが、今回は叶いませんでした。もしまた来ることがあったら、そのときは行きたいと思います笑。
宿へ帰り、コモンスペースでゆっくりしていると、19歳の学生の子とエジプト名物コシャリの話になり、一緒に夕ご飯に行くことになりました。
コシャリとは、よく炭水化物on炭水化物と揶揄されている通り、米、マカロニの上に揚げ物や豆などがあり、それにトマトソースをかけて食べるものです。量は申し分ないほどあり、値段も18エジプトポンド(≒100円)だったので、非常にコスパのよい食べ物です!!
この夜は、お酒を飲みながらこの男の子と話して、翌日のことを考えながら終わりました。エジプトはイスラムの国で、基本的にお酒はだめなのですが、観光客向けの酒屋はあるので、お酒を手に入れることはできます。
(写真はサカラビールゴールドです。大変おいしかったです。値段は120円くらいでした。)
こんな感じでピラミッド尽くしの1日が終わりました。
翌日はカイロ市内をゆっくり観光しました。その様子はまた後日・・・。