エジプト・カイロ観光③(考古学博物館、ナイル川、シタデル)
2月16日
前日にピラミッドを満喫して、とりあえずエジプトに来た目的は果たせたので、この日は1人でカイロ市内をブラブラと。
まずは朝食を食べ、宿に置いてあった地球の歩き方を読んで行きたい場所を考えます。とりあえずナイル川を見て、エジプト考古学博物館へ行くことに・・・。
宿から歩いてタハリール広場、さらにナイル川を目指します。前日は車で移動していたため、市内を1人で歩いて回るのは初めてでした。冬だったこともあり、気温はそこまで高くなく、長袖シャツに一枚羽織ってちょうどいい感じでした。ただ、日差しは強いのでサングラスはしたほうがいいかもしれません。
道は全然混んでもいないのに、何故かクラクションは鳴り止みません。そんな道を1人で歩いていたわけですが、カイロ市内は1人で歩いていても全く危険を感じませんでした。
そんなことを考えながら歩くこと約15分。タハリール広場へ着きました。
2011年にここでアラブの春が起きたのですね。たった7年前の出来事なのがいまいちしっくりこなかったです。聞くところによると、独裁が崩れたことで治安が一時的に悪化したとか・・・。ただ今は安定してきているようなので全く問題はありませんでした。
さあここからナイル川を目指し、歩き始めたわけですが、道を1本間違えていて30分くらい全く別の方向へ歩いてしまっていました・・・笑。
そんなこともありながら、ようやく着きました、世界最長の川。
ここから見ただけでは世界最長の川と言われてもピンときませんが、ただ、ナイル川と言われるだけで、ものすごく遠くに来た感じがしました。1人でのんびり川を眺めている時間はいい時間でした。
写真奥に見えている高い建物がカイロタワーです。登るとカイロ市内が360°眺められるらしいです。ただ、僕はこのあとにシタデルへ行くつもりだったので今回は登りませんでした。(値段が高いと聞いたから)
ナイル川も見たことだし、次は川から歩いて5分くらいのエジプト考古学博物館へ。
このようなピンク色の建物です。ここでもピラミッドと同様に、日本の学生証で半額になりました。中に入ってみると、象形文字の書かれた展示物や、王様の像らしきもの、なんといっても有名なツタンカーメンの黄金像がありました。この施設は、撮影禁止になっているのですが、実際はツタンカーメンの黄金像以外の場所では普通に撮影できる感じでした。そのため、僕も普通に撮影したのですが、一応ここに載せるのはやめておきます。(追加料金を払えば撮影OKになる仕組みだったと思います。)
エジプト史も全く知らず、世界史もそんなに学んでいなかったため、象形文字とツタンカーメンくらいしか分からなかったですが、それでもエジプトらしさを感じられた場所でした。値段もそこまで高くないので、カイロに来たならここに来るべきだとは思いました。
考古学博物館も見終え、ここからはシタデルへ行くためにバス乗り場を目指します。とはいっても考古学博物館から歩いて5分くらいの距離ですが・・・。
ただ、ここには大きなバスターミナルが2つあって、初め僕は違う方のターミナルに行ってしまっていました・・・笑。気を取り直してバスターミナルを移動し、乗りたかった154番のバスに無事乗ることができました。
シタデルへの行き方は以下の記事で紹介したいと思います。
(バスの内部、きれいとは言えませんね・・・笑)
バスは一律で1.5エジプトポンド(約9円)でした。バスはバス停に止まるようなものでなく、道端の人が手をあげたら乗せて、降りるときは自主申告のような形でした。当然僕は降りる場所が分からなく、スマホの地図で確認しながら乗っていて、そろそろかな、というところで席を立ったら、バスの人もここで降りな、みたいな感じで降ろしてくれました。日本人観光客はほぼシタデルを目指しているはずなので、バスの人も僕がシタデルを目指していることを分かってくれていたんだと思います。
無事にバスを降りたはいいですが、入り口の場所がよくわからず、1時間近く周りをウロウロしていました。その間、エジプト人にいろいろと声を掛けられ、今日シタデルは空いてないだのと嘘をつかれたりもしたので、みなさん迷わないようお気を付けください・・・笑。
ただ、途中このような立派な建物も見れました。
迷いつつも、無事入り口を見つけ、またも日本の学生証で半額で入れました。ここには、お城があるのですが、それよりも僕が見たかったのはこの景色です!!
エジプトらしい色味の建物が並び、少しもやがかかっている空気が中東感を感じさせてくれる景色。いい天気だったこともあり、ここには長く居座ってしまいました。
少々行きにくい場所ではありますが、ここは本当におすすめです。
ここの詳細は別の記事で書きたいと思います。
シタデルを満喫し、バスに乗って宿の近くで降りて、時間は午後4時ごろです。この日は昼ごはんも食べていなかったため、前日に引き続きコシャリを食べました。
おそらく1番有名なお店 ABOU TAREKに行きました。
店内は上にも広がっており、おそらく4階までありました。僕は1階、2階が空いていなかったため、3階に通されました。普通サイズのコシャリとペプシコーラを注文したのですが、これがボリューム満点で食べきったのですが、歩けないくらい満腹になりました。
ただ、本当においしかったです。前日の夜ご飯で行ったお店よりもおいしく感じました。
場所は写真上部赤い点のところです。ベニス細川屋からは歩いて10分くらいです。
この日はたくさん歩き、疲れたのでこのまま宿に戻ってゆっくり休みました。
たった3泊しかしなかったエジプト・カイロですが、この日に1日1人で歩き回ったことでいろいろな発見がありました。まずは、治安面での不安は全くないということ。夜中でも1人で歩けるくらい危険はないです。次に、人々がものすごく人懐っこいこと。日本人観光客が珍しいからかもしれませんが、歩いているとものすごく声を掛けられます。中には、一緒に写真を撮ってくれ、とお願いされることもあります。もちろん観光客を騙してお金を取ってやろうと考えてる人もいましたが、本当の親切心で声を掛けてくれる人もいます。
今思い返してみると、もう1日カイロを回りたかったな、と思います。
エジプトは行きにくい場所ではありますが、行ったら面白い体験がいろいろできると思います。
次はトルコへ、ただその前にエジプトの情報を補足していきたいと思います。
追記:宿情報はこちらをどうぞ